2024年 12月14日 ウルグアイビーフとワインを楽しむ会
ウルグアイ大使館・日本ウルグアイ協会共催で、昨年に引き続き、「ねぎし」お茶の水店にて「ウルグアイビーフとワインを楽しむ会」が催されました。参加者はウルグアイ大使館関係20名、日本ウルグアイ協会側は、竹元会長を始め、会員、その家族、友人など40名(当日欠席者3名)が集いました。今回は、ウルグアイビーフとワインを味わいながら、様々な分野の方にウルグアイの思い出を語っていただきました。

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「ウルグアイビーフとワインを楽しむ会」 日時: 2024年2月14日 14:00~16:30 会場:「ねぎし」お茶の水店 竹元正美会長挨拶 マキシミリアノ・ダ・シルバ領事兼書記官挨拶 招待客挨拶 乾杯:中村義博名誉相談役 会食・歓談・ウルグアイの思い出話
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・ウルグアイ産チャックロールの煮込みスープ仕立て ・ミックスグリーンサラダ ・フライドポテト ・ねぎしのしろたん、ウルグアイビーフ ・ウルグアイ産チャックロールのボロネーゼ(ショートパスタフジッリ) ・ウルグアイ産サーロインステーキ(チミチュリソースとフレッシュトマトのソース) ・ウルグアイ産テンダーロインのミニカツレツ ・ベイクドチーズケーキ、コーヒー DRINK ・ワイン(タナ種) <ウルグアイ大使館持込> ・オレンジジュース ・麦茶 ・水 ・コーラ |
予定時間の午後2時過ぎ、司会者の挨拶に始まり、竹元会長が挨拶しました。
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「・・・・・ウルグアイを愛する多くの皆様にご出席いただき心より歓迎申し上げます。」に続き、「私は、42年間の外交官生活を送りました。多くの人から、どの国が一番良かったですかと聞かれます。この質問に何と答えてきたか皆さん分かりますか?
答えはウルグアイです。世界でウルグアイが最も住みやすい国だと思っております。特に、ウルグアイ産のビーフとワインは天下一品だと思っております。本日のワインは、駐日ウルグアイ大使館から提供していただきました。感謝申し上げます。ビーフは、ウルグアイから直接輸入されたものです。 皆さん、本日はそのビーフとワインを、十分にお楽しみください。」 |
次に、浅利大使に替わって駐ウルグアイ大使として新しく任命された岡田健一氏から、挨拶をいただきました。岡田大使にはウルグアイ着任後、改めてご挨拶をいただく予定です。外務省からは塚本南米課長からもご挨拶をいただき、中村前会長・名誉相談役の乾杯の音頭でウルグアイビーフとワインの宴が始まりました。
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| 司会者の手違いにより、宴が始まってからになってしまいましたが、ウルグアイ大使館のダ・シルバ領事兼書記官の挨拶がありました。
「こんにちは。まず最初に、このイベントを企画してくださった日本ウルグアイ協会、竹元会長、藤井先生に感謝いたします。また、2年連続でこの企画にご協力いただき、素晴らしいウルグアイ料理を準備して下さったねぎしの皆さんにも感謝いたします。大使館にとって、このような催しは重要な活動の一部です。」 更に、本日ご参加いただいているウルグアイ人の方たちにご案内しますが、我が国は今年から「在外ウルグアイ人登録簿」の導入を開始しました。このプログラムには、在外ウルグアイ人にとって有益なサービスが搭載されていますので、是非ご活用ください。 最後になりましたが、ウルグアイ領事として、皆様に改めてご挨拶を申し上げるとともに、2025年が幸多き年でありますようお祈り申し上げます。 |
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ご参加いただいた方々です。
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しばらく、ウルグアイビーフとワインを味わったところで、竹元会長がお声掛けをされ、参加してくださった方がウルグアイの思い出を語って下さいました。紙面の都合上かなりの部分を要約させていただきますが、ご了承ください。
| 最初に、竹元会長の駐ウルグアイ大使時代に参事官として勤務されていた牧内博幸様から「当時から小さな国だがキラっと光る国を目指してプラン・セイバルを通じて小中学生へのデジタル教育を強力に進めていたこと、国際機関などでは多くのウルグアイ職員が嬉々として国際貢献をしている姿を見てきたこと」などの思い出話を聞かせていただき、
「現在理系の大学である東京理科大で働いておりますが、これからは小さい国だがキラっと光る南米のウルグアイにも注目して、学術交流などを考えて行きたいと思っています。」と結ばれました。 次に、早稲田大学名誉教授の川邉信雄様からは 同国経団連主催の会議で、2回の講演をした際の冷や冷や話をお聞きしました。 「午前の講演のあとの食事では、スパークリングワインに始まり、白、赤、最後にはデザートワインとフルコースでワインをいただきました。昼食を終えたのが夕方4時頃、6時から私の講演が予定されていましたので、ひやひやしながら1時間少しかけて会場に戻りました。無事講演を終えることができましたが、若い時のワイルドな体験は、今では楽しい思い出です。」 |
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しばらくの歓談後、フルート演奏家の大和田葉子様からは、ウルグアイでのコンサートを行った際のサプライズ経験を話してくださいました。 「・・・・・そして 偶然にも滞在中、私の誕生日があり、その為にTango Para Yokoという作品+その楽団の演奏、 更にある高貴なご婦人がお連れ下さったダンサーの方々が私の為にダンス指導迄!どちらのステージにも私を演者として引き込んで下さるその日のその場だけのステージという思いがけないプレゼントに驚きました。また、竹元大使ご夫妻は何とその同じ日がご結婚記念日でした!」
医師の石井正三様からは、東日本大震災・津波と原発事故が発生した折には、支援活動の立案調整に従事したこと、更に被災者の1人でもあり、復旧・復興活動に寝食惜しんだ活動した経験を経て、世界医師会モンテビデオ総会に副議長として参加され、「東日本大震災に対する日本医師会災害支援チームJMATの活動について」の講演を行なったことをお聞きしました。 「・・・・・その折に日本大使館を表敬訪問し、歓待いただいた現地のお寿司とタナ種の赤ワインの美味しさは強烈な印象でした。帰国前にワイナリーを訪問したら、入り口の案内板にとまったフクロウが出迎えと見送りをしてくれました。変拍子のお祭りの踊りなどと合わせ、良い思い出です。」 |
次に、日本ウルグアイ協会会員がウルグアイの思い出を語りました。
| タンゴ歌手の小原みなみ会員は、名曲『ラ・クンパルシータ』が生まれた国ウルグアイで、2度もコンサートを行いました。
「・・・・・2度目は2012年、「日本&ウルグアイ・タンゴの架け橋」と題する親善公演を行うことができました。丁度2011年の東日本大震災の翌年であり、復興へ向ける日本女性の強さをアピールするため、日本の民謡「ソーラン節」とタンゴの名曲「エル・チョクロ」の合体曲としてアレンジした曲を披露しました。ハッピ姿で、「ハーどっこい!」の高らかな掛け声で歌い始めると会場から大声援が起こり、タンゴの本場の国で、タンゴを称賛いただけたことが一番の感激でした。」 サッカー大好きの友田美奈子会員からは、 「私のウルグアイ愛は1980年代にナシオナルとペニャロールが東京で世界チャンピオンになったことから始まりました。小さな国のクラブが世界チャンピオンになるのを見て、感動し、衝撃を受けました。サッカー好きが高じてこれまでにウルグアイに6回行き、多くのサッカー選手と友達になりました。 今年の8月、ウルグアイに行った時には、元ウルグアイ代表のタバレス監督の家に招待してもらい、 彼からのメッセージをマテ茶用の魔法瓶に刻印しました。とても大切な宝物です。 サッカー選手だけでなく、他のスポーツ選手とも友情を深めてきました。彼らと頻繁に会うことはできませんが、いただいたご縁を大切にし、ウルグアイのアスリートをこれからも応援しようと思います。 ウルグアイ、ノマ!」 琴演奏家の石垣清美会員からは、お怪我されて出席できないため、藤井麗乃会員が代読しました。 11年前のことです。大使館からの招聘を受け、琴の演奏を行いました。日本庭園の東屋でのリハーサル後、その翌日に着物を着て本番。雨模様のため、急遽屋内での演奏となりましたが、落ち着いて聞いていただけて良かったです。その夜は、大使館で用意してくださったアサードで盛り上がり、初めて見る豪快なお肉に圧倒されました。 小学校での演奏では、子供たちが初めての楽器、初めての音色に不思議そうな顔をして聞いてくれました。ソリス劇場では、現地の弦楽器奏者と「ラ・クンパルシータ」や滝廉太郎の「花」などを一緒に合奏し、有意義で楽しいひと時を過ごすことができました。 どの会場でも、演奏後は、子供たちも大人もお琴を囲み、触ったり、音を出してみたりと、演奏を通して日本の文化をウルグアイの人に伝えるお手伝いが少しでもできたことに大きな喜びを感じています。 |
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日本ウルグアイ協会の大きな特徴は、ウルグアイと接点がある日本人だけでなく、ウルグアイ国籍の人が会員として在籍していることです。ウルグアイに滞在経験がなくても、ウルグアイに興味のある人も在籍しています。その中からウルグアイ国籍のガブリエル会員から挨拶してもらいました。
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「はじめまして。ガブリエルと申します。私は4年前、妻と義理の母とともにウルグアイから来日しました。現在、日本で組み込みシステムのソフトウェア開発エンジニアとして働いています。
ウルグアイと日本を比較すると、特にウルグアイでの友人との集まりや伝統的なバーベキューである「アサード」がとても懐かしいです。 今回のイベントに参加させていただき、素晴らしい体験ができたことを心から感謝しております。このような場を通じて、日本とウルグアイの交流がさらに深まることを願っています。 どうぞよろしくお願いいたします。」 * 挨拶するガブリエルさんと彼を見守る妻の慶子さん * 慶子会員を挟んで日本で働いているガブリエル会員とオラシオ会員(スペイン語・日本語翻訳担当) |
レンソ・カバジェロさんは、ウルグアイ料理のすばらしさを語ってくれました。要約せずに、日本語訳をそのまま掲載します。
《ヌテラとドゥルセ・デ・レチェの比較》
ヨーロッパにいる間、ヌテラがドゥルセ・デ・レチェよりも良いと言われることが何度もありました。私はいつも微笑んで「ふふ、いいえ!」と答えます。私にとって、ドゥルセ・デ・レチェは比類のないものであり、何度試されても私を納得させることはできません。
《ウルグアイのシュラスコに対する妻の驚き》
妻が初めてウルグアイを訪れたとき、彼女を本当に驚かせたものがありました。母がグリルでシュラスコを作り、ほとんど調味料を加えませんでした。肉と少しの塩だけというとてもシンプルなものでした。しかし、味は信じられないほど素晴らしく、妻は感動しました。こんな基本的なものがこんなに素晴らしい味になるなんて信じられませんでした!
《ウルグアイ料理におけるイタリアの影響》
ウルグアイの料理は強いイタリアの影響を受けていますが、私たちの特徴的なタッチ、つまりグリルが加わります。この組み合わせは私たちを定義しています。そして、誇張することなく言うべきことがあります:私たちのピザはイタリアのものより美味しいです。この比較を自らの経験で感じてきましたし、謙遜なしに言うと、これは多くのウルグアイ人が誇りを持って支持することだと思います。 (注) ヌテラとは、イタリアのフェレロ社が製造するヘーゼルナッツとココアを原料としたスプレッド

宴もたけなわとなり、藤井の誘いで参加してもらった元大蔵省高官の若林勝三さんから、「たのしい会へのお誘い有難うございました。おかげでウルグアイが身近になりました。」と一言印象をいただきました。

最後になりましたが、ウルグアイ大使館のダ・シルバ書記官、佐藤さん、「ねぎし」の皆さん、更にこのイベントのために、スペイン語・日本語の翻訳、受付、司会、雑用などを裏方で支えてくれた会員の皆さん(直美さん、オラシオさん、後藤さん、慶子さん、ガブリエルさん、啓子さん、麗乃さん)に感謝いたします。会員ではありませんが、いつも協会行事に参加してくださり、写真を撮ってくださったメキシコ国籍カメラマンのロドリゴさんが、今回も掲載写真のすべてを提供してくださいました。心からお礼を申し上げます。
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