2024年 12月 浅利大使 辞任のご挨拶
| 駐ウルグアイ浅利秀樹大使が外務省11月29日の発令により、ウルグアイ国大使を離任され、ヨルダン国大使に任命されました。日本ウルグアイ協会あてに離任のご挨拶をいただきましたのでお知らせします。
ウルグアイ在任中は当協会にも何かとご協力をいただき感謝申し上げます。ヨルダン国におかれましても益々のご健勝とご活躍を心より祈念しております。 写真は2025年3月1日に大統領就任予定のヤマンドゥ・オルシ氏と。 |
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12月16日、三年余にわたる在勤を終え、ウルグアイを後にしました。飛行機の窓から見るウルグアイの美しい大地は、これまで日本への一時帰国の度に見た、見慣れた風景でしたが、特別な感慨を覚えるものでした。
3年余の在勤は、非常に充実したものであり、日ウルグアイ関係は大きく進展しました。これも日本ウルグアイ協会の皆様の御支援、日本大使館スタッフの献身的な貢献、ウルグアイにいる多くの日本の友人達の協力の賜であると考えます。
2021年10月にコロナ下の制限が続く中着任し、暫く模索しながら活動を拡げ、2022年10月にはラカジェ・ポウ大統領が訪日。天皇陛下との御会見、岸田総理との首脳会談等を行いました。
現下の日ウルグアイ関係の進展の多くは、この訪問が起点となっていると言え、首脳会談に際して発出した共同声明に記された二国間関係強化の方向に沿って、各種取り組みが行われていると言えます。
経済分野では、訪日時に大統領自らプレゼンを行った投資セミナーもきっかけとなって、日本企業のウルグアイに対する関心が高まり、翌23年には、経団連ミッションの訪問やジェトロ投資ミッションが派遣されました。今年に入ってからは、2億8800万米ドル規模の対ウルグアイ投資案件も実現しています。
政治・安全保障分野では、国連等の国際場裏で緊密に連携すると共に、昨年11月には、南米とのPKO分野での初の二国間協力となる自衛隊教官のウルグアイPKO学校への派遣が実現し、今年はウルグアイ陸軍幹部が日本でのPKOに関する研修に参加しました。また、海洋安全保障の分野でも、同年、ウルグアイのコーストガードの長官が訪日し、協力強化を進めています。
更に、二国間関係の土台となる人的交流では、毎年の「日本祭り」や「花博」をはじめとする文化行事では、多くのウルグアイの人々が日本文化の魅力を堪能し、ワーキングホリデーや留学等を通じた交流も深まっています。
日ウルグアイ両国は、非常に大きなポテンシャルがある関係にあり、今後、岡田新大使の下で、一層強まっていくと確信しています。来年はウルグアイも参加する大阪・関西万博が開催されますが、ウルグアイの様々な魅力を世界にアピールする絶好の機会であると思います。
私自身は、この度駐ヨルダン大使を拝命し、激動の中東に年始に赴任しますが、ウルグアイ在勤の機会に勉強し始め、ブロークンながらもテレビ・インタビュー等を一応やっていたスペイン語への関心は引き続き持ちたいと思います。
日本ウルグアイ協会、そして皆々様の益々の御発展と御健勝をお祈り申し上げます。

