2024年 3月5日 中村会長離任式

2024年3月5日、浅利大使昼食講演会に合わせて中村義博会長の離任式が行われました。当日お話しされた挨拶を掲載します。写真はメニューの「イベント・トピックス」をご覧ください。

尚、竹元正美 新会長の挨拶はメニュー「会の概要」の『会長挨拶』に掲載しています。

『 離任の挨拶 』

思い返せば、私は2002年に英語ポストがないためスペイン語ポストのウルグアイに派遣されました。苦肉の策として、スピーチは先ず英語で起案し、米国の大学を出て英語のできる大使秘書にスペイン語に翻訳してもらい、更に大使館のスペイン語専門家のチェック付きで実施してまいりました。苦労はありましたが、私はそのおかげで5大陸全てに在勤したことになります。いずれ、そうしたベースの本を出そうかなと思っています。

ウルグアイは日本の半分の面積の国ですが、一番の高所でも500m程度の平坦な国で、国土の利用度は高く、農業や牧畜業が盛んです。良質のビーフやワインを生産し、輸出しています。日本にも入荷されていて、私もしばしばスーパーで買ってエンジョイしています。JICAが指導した林業も盛んになり、日本もパルプを輸入しています。

ウルグアイのデジタルのレベルは高く、私が赴任に際し耳にしたところでは、米政府は日本と英国にのみオファーしていた「ヴィザフリー」のステータスをウルグアイには許していたそうです。ウルグアイではデジタルのレベルが高いため、入国管理がすべてデジタル化され信用できるからだと聞きました。また、米国へのコンピューターソフトの輸出では中南米一だそうです。

さらに、共和国大学には世界でも珍しく工学部とは独立した「建築学部」があり、フランスの第2のオペラ座(オペラ・バスティーユ)や、有楽町にある東京国際フォーラムもウルグアイ人の設計です。

さて、私は既に82才であり、この度、浅利大使ご講演の機会に離任することになり、皆さんに格好の花道をつけていただいたことに感謝しています。後任には外務省関連のスムーズな対応を配慮して、外務省後輩の竹元正美 元大使を推薦し、実現の運びとなり、今後の活躍を期待しています。最後に、事務局長として自らをしばしば犠牲にして会のために尽くしてこられた藤井美治子さんに改めて感謝します。それでは皆さんごきげんよう。

日本ウルグアイ協会名誉相談役 中村 義博

『 ねぎらいの言葉 』

事務局長の藤井美治子会員が留守の為、臨時事務局長代理 八柳啓子会員が代読しました。

中村 様、

会長のお務め、大変お疲れ様でした。

本来なら会に出席して感謝の言葉を述べるべきところですが、遠くの地からメールで失礼いたします。私との連携が始まったのはちょうど3年前でした。何も分からない素人の私に、いろいろと教えていただきありがとうございました。時には反発したこともありましたが、最終的には会員優先で皆さんに喜んでいただけたのではないでしょうか。心より感謝申し上げます。

まだまだお若い中村様ですから、益々お元気で私たちにご指導をよろしくお願い申し上げます。

簡単ですが、感謝の言葉とさせていただきます。

日本ウルグアイ協会事務局長 藤井美治子