2022年 7月13日 フランコリーノウルグアイ大使歓迎昼食会
2022年7月13日(水)12:00~14:00、千代田区にある学士会館にて、新しく日本に赴任されたフランコリーノ大使ご夫妻をお招きして日本ウルグアイ協会主催の歓迎昼食会が催されました。
駐日ウルグアイ大使館からは、ビクトリア・フランコリーノ駐日ウルグアイ大使を始めとして、大使夫君、マキシミリアノ次席、ナタリア次席夫人、佐藤大使秘書の5名をお招きし、外務省・中南米局・南米課からは箕谷上席専門官、野口主査の2名をお招きいたしました。会の進行役は日本ウルグアイ協会理事・田中径子元大使が務めました。
会に先立ち、当昼食会の5日前に凶弾に斃れた安倍元首相に対しての黙祷が行われ、最初に中村会長が英語で歓迎の挨拶を行いました。
* 日本ウルグアイ協会中村会長の歓迎挨拶
日本ウルグアイ協会を代表し、在京大使のご着任を心より歓迎致します。
昨年は、両国関係百周年に当たる記念の年でしたが、コロナ禍のため外務省も我々もさしたる行事はできずに残念でした。今年は様子を見ながら、大使御夫妻をイベントにご案内したいと考えております。日本は食糧の半分以上を輸入していますが、ウルグアイは農産物などの輸出に余力があります。最近、日本政府はウルグアイ産牛肉の輸入を許可し、ワインの買い付けも可能になりました。
ウルグアイはITが進んでおり、インドのタタ財閥がウルグアイのIT企業と合弁事業を行い、我がメンバーの大脇さんのジェネクサスもウルグアイと事業を行っております。ウルグアイは建築設計でも有名で、ウルグアイ人設計者による建築物として、東京フォーラム、パリの第二オペラハウスなどがあります。又、NYの爆破されたビルの跡地の建築物の設計コンクールで第1位だったなどと聞き及んでおります。この素晴らしいウルグアイ国と日本国とが、新大使によって益々の協力関係が展開していくことを期待しております。
続いて、フランコリーノ大使から、お人柄の良さがにじみ出た温かいご挨拶をいただきました。
* フランコリーノ大使ご挨拶
初めまして。
この度、駐日ウルグアイ大使に就任しましたビクトリア・フランコリーノです。本日はこのような場を設けていただき、私と夫にとって大変光栄なことです。皆様にお会いできることを楽しみにしておりました。また、元在ウルグアイ日本大使である中村大使、眞銅大使、田中大使、佐久間大使にお会いできて、大変嬉しく思っております。
先日の安倍元総理大臣死去につきましては、非常に悲しい出来事でした。この場をお借りして、謹んで哀悼の意を表します。
さて、先ほどの中村大使のお言葉の中で、2国間関係、そしてウルグアイの魅力については、ほぼご紹介いただきましたが、昨年、日本ウルグアイ外交樹立100周年を迎え、様々なイベントを実施しました。もっとも重要な行事として、昨年1月に茂木外相(当時)がウルグアイを訪問し、ウルグアイ大統領、外相等と会談し、日・ウルグアイ税関相互支援協定に署名されました。
ウルグアイ大使として、先代の皆様が100年の間に築き上げた深い絆を守り、2国間関係をさらに発展させていく責任があります。大使館の扉はいつでも開いております。ご意見やご要望などいつでもお聞かせください。 本日はありがとうございました。 (佐藤大使秘書 訳)

挨拶をされるフランコリーノ大使
* 乾杯
乾杯の音頭は、駐ウルグアイ眞銅前大使が行い、昨秋、帰国されるまでの3年余りの日本とウルグアイの関係についてスペイン語で述べました。紙面の関係上、一部掲載します。
安倍首相が史上初めて日本国総理大臣としてウルグアイを2018年12月に公式訪問され、両国の首脳会談において長年の懸案であった牛肉の相互市場開放を発表しました。お陰で、我々はウルグアイ産の美味しい牛肉とタナ種ワインを日本で楽しめるようになり、ウルグアイでは、和牛を堪能できるようになりました。 / 2019年は日本で開催されたラグビー・ワールドカップにウルグアイ代表チーム「ロス・テロス」が出場し、震災復興のシンボルである釜石鵜住居復興スタジアムで開催された初戦で、強豪フィジーを相手に歴史的な勝利を飾りました。 / 2021年は日本・ウルグアイ外交関係樹立100周年の佳節を迎え、コロナ禍が続く状況下、記念事業の多くは中止・延期を余儀なくされましたが、我々は困難に直面しても決して諦めず、「チーム・絆・KIZUNA・VINCULO」で結束して前向きに取り組んでいます。 / この年の1月は、茂木外務大臣がウルグアイを公式訪問され、ラカジェ・ポウ大統領、ブスティージョ外務大臣と会談を行いました。ウルグアイ政府が日本を重視する証左です。 / 私は特命全権大使として、外務省経済局長を務めていたフランコリーノ大使と共同で多くの案件に取り組みました。具体例として、ウルグアイ外務省と日本国大使館の共催で、貿易投資促進セミナーを開催しました。 / この度、日本の良き理解者であるフランコリーノ大使が駐日大使として着任。我々は優秀な人材を得てこの上ない喜びです。フランコリーノ大使ご夫妻、そしてご列席の皆様の益々のご発展を祈念して乾杯したく存じます。ご唱和ください。乾杯。サル-!
* 参加者の挨拶


乾杯の後、会食中に、出席者全員から日本語、スペイン語での自己紹介を兼ねた挨拶が和やかに行われました。大使はその都度熱心に耳を傾けられて、にこやかに頷いていらっしゃいました。大使夫君からも「日本に来てとても嬉しく思います。」、「ずっと日本に来る夢がありました。」、「大使館のドアはいつも空いていますので、困ったことがあればいつでも来てください。」などと、話してくださいました。また、マキシミリアノ次席からは、【 私は日本に来るのがこれで3回目です。初めて来日したのは2004年です。日本語講座の学生の時、国際交流基金のプログラムで、15日間、日本のあちこちに旅行しましたが、更に長く滞在し、日本の良さをじっくりと味わいたい思いが募りました。その思いが叶い、2007年に文科省の奨学金を得て、妻と一緒に静岡県立大学大学院に留学しました。 / ウルグアイに帰り、日系企業の矢崎で5年程働きましたが、実は自分の夢は外交官になることでした。私はウルグアイ外務省に入り、日本関係の仕事をしました。たとえば、安倍総理のウルグアイ訪問の時、眞銅大使と日本大使館のチームと一緒にいろいろな準備をしました。茂木外務大臣のウルグアイ訪問の時も関わりました。 / 私はこの20年近くをウルグアイと日本の友好関係にずっと関わってきましたが、引き続き、フランコリーノ大使と共に、両国の友好の絆を強めるために貢献したいと思っています。 よろしくお願いいたします。】次席夫人のナタリアさんからも【夫のお蔭で日本に2度も来ることができました。最初の静岡では、いろいろな活動に参加して日本文化体験ができました。ウルグアイに帰ってからは日本のことが懐かしく、『いつかまた日本に!』という夢がかない、今回は東京です。和菓子が大好きなので、東京中の甘味処をゆっくりめぐりたいです。静岡で体験した季節の和菓子作りも学びたいです。】と、流ちょうな日本語で話してくださいました。
会場は大いに盛り上がり、2時間があっという間に過ぎました。会食終了後はお互いに名刺交換などを行い、最後に記念写真を撮って、解散となりました。





