2025年 7月 花は私の生きがい
今回の投稿は花に囲まれて育ち、花を愛し続ける森山直美会員です。
私の名前は森山直美です。ウルグアイで日本人の両親のもとに生まれ、姉妹たちと共に花に囲まれて毎日遊んだ幸せな幼少期を過ごしました。両親は生涯にわたって花卉栽培をしていたため、花の美しさを味わい、花を育てることの難しさと、それをどの様にすれば生計に結びつけられるかを学ぶことができました。
22歳の時、私は日本に渡り、国際協力機構(JICA)を通じて札幌でグラフィックデザインをマスターしました。結婚し、札幌で十数年働いた後、関東に移り花への情熱から、小原流の生け花を学びました。その後、自宅の近くに土地を借りて花を育て始めました。その育てた花を使って練習し、准教授(小原流)の資格を取得することができました。
一方で、2021年からメキシコのフォトジャーナリストの友人と新しいプロジェクトを始めました。育てた花を使ってメキシコの無形文化遺産である「死者の日」の写真撮影を行っています。ある時、315本のマリーゴールドを使ったセッションを行いました。大変な作業でしたが、その写真は他の作品と共に銀座と大阪のキヤノンのギャラリーで展示されました。
誇りを持って言えることは、私たちが日本のキャノンギャラリーで展示した唯一のラテンアメリカ人であるということです。これは、50年の歴史の中で初めて実現したことです。 近年、このプロジェクトは拡大し、世界中の有名なアーティストを集め、「死者の日」をテーマにした年次展覧会を開催しています。毎回、私が育てたマリーゴールドで飾り、私の花と写真の喜びに囲まれた祝祭的な雰囲気を作り出しています。私は引き続き自分から挑戦し、さまざまなギャラリーや文化的空間に、私の花を使っていきます。
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